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  犬とリード

リードは愛犬とお散歩するために、なくてはならないものです。
リードを装着する用具は首輪やハーネスなどが一般的です。

「リードを付ける用具」 と 「付けることによるストレス」 や 「用具の安全性」 のお話しです。

人間の気管はノドの奥まっているところにあり外部の圧迫から保護されていますが、
犬の気管はノドの近くにあり圧迫などによる刺激を受けやすくなっているとのことです。

 首輪について

   首輪に直接リードを付けた場合、当然ですが犬はノドへの刺激をじかに受けやすくなります。
   これは、首へ刺激を与えて犬の行動を抑止する効果があることも意味します。

   ですが、首への刺激は犬にとっては同時に痛みを伴うものであり、抑止効果とは裏腹に
   ストレスの大きな原因となる危険性もあるのです。

   首輪にリードを付けてのお散歩のとき・・・
   リードの引きが強くピンと張った状態がなかなか直らない場合は、
   
首が締め付けられる苦しい状態から逃れたいために、逆に引っ張る行動が顕著に現れている
   ことも考えられるのです。

     首輪が苦しい・・・

   犬はものごとを関連づけて学習する習性を持ちます

      リードの引きがおさまった場合、それは首への痛みを避けたいがために
      学習した結果ともとれますが(言ってみれば抑止効果)、
      この痛みによる学習・・・
      ・・・首輪を付けるとノドが苦しくなる
      ・・・リードを付けた散歩はノドが苦しくなる
      などは何かをキッカケに問題行動として現れる危険性が非常に高いという見方があります。

   犬の問題行動として現れる危険性

      犬にとっては楽しいはずのお散歩が・・・
     
首への痛みや刺激を避けたいストレスが常につきまとう散歩
      ・・・となりかねないのです。

      これらのストレスはちょっとしたことがきっかけで、ガウガウしたり、咬んだりなどの
      問題行動として現れる原因となる可能性が非常に大きいとのことです。

   首輪はリードを直接付ける道具というよりも、鑑札や迷子札、フラッシャー(夜間に点滅するライト)
   などを付ける道具として利用されることをお奨めします。


 ハーネスについて

   ハーネスは胴体部分の全体を支える構造となっており、
   リードを付けたときの刺激や痛みも首輪と比較すると、はるかに少ないといえます。

   危険を回避するために、やむを得ず「とっさの引き戻し」をしたときの衝撃を考えても
   首だけを支えている首輪よりも胴体を支えているハーネスのほうが、はるかに安全性が高いといえます。

        ハーネス

   ハーネスにすると犬が自由になりすぎて、いうことをきかなくなる・・・
   しつけにおいて時としてこんなことを耳にしたり、目にすることがあります。

   では、首輪にすると犬はいうことをきくようになるのでしょうか?
   その根拠は何なのでしょうか?

   これは、まさに上で記載しているように首輪による抑止効果ではないでしょうか?
   もちろん、練習しだいで首輪でも上手に楽しく(?)お散歩ができるワンコもいるでしょう。

   でも、方法はひとつだけではありません。
   誰しも愛犬とは楽しく暮らしたいはずです、そして、愛犬に苦しい思いや痛い思い、
   辛い思いを敢えてさせてやろう・・・などとは思わないはずです。

   ハーネスにすると犬は人のいうことを聞かなくなる・・・決してそんなことはありません。
   最近では、チェーンチョークによるしつけではなく、
   ハーネスを使用した練習を実践しているドッグトレーナーさんも増えてきました。

   本当に愛犬が笑顔(擬人化した表現かもしれませんが、犬の表情は豊かです・・・
   楽しいときとイヤなときや怖いときでは明らかに表情が違います)を見せる楽しいお散歩や
   暮らしを望むのでしたら、ネット上でもヒントが見つかることと思います、
   ぜひ検索したり、模索してください。

   愛犬のことを一番知ることが出来るのはドッグトレーナーさんではありません、
   共に暮らすオーナーさんです。

   まずは、
   オーナーさんが普段から愛犬をよく観察して
   「いま、愛犬がストレスを感じているコト(モノ)は何なのか」を知り、
   そのストレスの原因を取り除いてあげる努力をしましょう。


   時間が掛かることかもしれません・・・でも、急がば回れです。

   犬は感情を持っている生き物です・・・どうか、このことを忘れないでください。

   関連する犬の豆知識
    犬の健康・ストレスと体臭


 リードについて

   ユッタリとゆるいリードでお散歩をさせてあげたい・・・そのためには、こだわりたい点がいくつかあります。

   リード

長 さ
長さは長めのモノをお薦めします。

ハーネスが良いからと、ハーネスに付けても肝心のリードが短くては、
どうしてもリードが張りがちになり、ハーネスの長所も活かせなくなります。

 2m以上(出来れば 3m)のものをお薦めします

車道脇歩道のお散歩、人の往来が多いところなどは安全性を考え短めに巻いて
グリーンエリアなどの広いところでは長いリードでノビノビとユッタリゆるリードの
お散歩ができればベストと思います。

もちろん、短いリード(1.5m前後)でもユッタリゆるリードで
上手にお散歩ができるワンコでしたら、この限りではありません。

歩道でのお散歩は短いリード、グリーンエリアの広い場所では長いリード、
このように「2本を使い分けてあげる」こともひとつの方法です。


− 巻き尺式自動伸縮リード(フレキシブルなリード)について −

リードの長さが自動的に伸縮するリードは便利ですが、
長いリードをコンパクトな容器に巻き取るという構造上、リード自体がどうしても
細くなりがちです・・・
これは万が一急激な力が加わったときなど少し不安な点を感じさせます。

そして、うまくコントロールしないと、巻き取りバネの作用で常にピンと張った
状態が長く続くことになり、ゆったりとゆるいリードで散歩するという状態を
維持するためには、あまり向いているとはいえません。

もちろん、リードの強度も抜群でリードの長さをストッパーで固定して
上手に使いこなせるのでしたら選択肢のひとつとなることとは思います。

ですが、上手に使いこなせないと思ったら普段のお散歩には避けた方が無難です。
リードは長くなれば長くなるほどイザというときに犬の安全確保が難しくなります。

その点、ある程度の太さがある通常のリードでしたら
イザというときでも両手ですばやく、巻き取ったり、たぐり寄せることができます。

巻き尺式のリードの場合はバネ任せで巻き取ろうにも、
スルスルと伸びてしまう急激なリードの伸長には動きがついて行けません。

そして、巻き尺式の細いリードになればなるほど、手にくい込み、
たぐり寄せるのも困難となり手に負担がかかります。

※ 細いリードの場合は巻き尺式にかかわらず、できるだけ
  軍手や手袋などをして、手を保護されることをおすすめします。


注 ) 巻き尺式自動伸縮リードを否定するものではありません

    巻き尺式のリードはそれなりの操作のコツが必要かと思います。
    便利と同時に不安(不便)な点も頭に入れて使いこなすことが
    何事にも大切なことと思います。
 
柔軟性
長いことを前提とした場合

 短めに持ちたいときは、手に巻きますので細目でしなやかなものが好ましい 

 リードを通して犬の動きが感じ取れるくらいの柔軟な材質が好ましい

 ゆるい状態のときや動きのある状態のときでも、絡まりにくいものが好ましい

以上のような点を考慮すると、
横断面の形状が円形か正四角形に近く、材質は「革」がベストのように思います。

  ※ 帯状の平たいリードもありますが、巻き取った時は薄く便利です、
    ですが、犬の動きや感触がいまひとつ感じ取りにくいように思います。
    そして、材質にもよるものと思いますが、こすったとき(特に鋭利なもの)
    などは厚さが無いぶん、強度の面でも若干の不安を感じます。
    ( あくまで当サイト管理人の経験・体験からの所感にすぎません )

ですが、革製はどうしても高価なものとなりがちです。
もちろん革製に限らず、革と同等と思える材質でしたら選択肢のひとつです。

また、革製は高価であるといっても丈夫で長持ちします。 (手入れ次第)
考え方によっては消耗して何本か買い換えるよりは経済的で、
長く使い続けることで愛着がましていく・・・ともいえます。
 
耐久性
犬は意外と力があり、小型犬でもあなどることは出来ません。

大型犬になればなるほど、大人ひとりなど簡単に引きずり倒すくらいの
力を持っています。

製品として販売されている以上、耐久性は考慮されているものと思います。

ですが、使い続けると消耗するのはどんなものでも、避けられないことです。

チェックポイント

 取り付け金具の部分は雨などの水濡れによる腐食に強く摩耗しにくい材質

  ナスカンなどの取り付け金具はいくつかの形状があるようです・・・
  リードを引っ掛けたらシッカリとホールドして外れないことは、もちろんですが
  リングに掛けるために押し込む部分は何度も力を入れる個所です。
  
  長く使っているうちに、押し込みを戻すバネが弱くなっていないか、
  たまに点検しましょう・・・弱くなっているとヒョンなことからナスカンが
  リングから外れてしまうこともあるようです。

  ナスカンの材質は軽くて丈夫なステンレス製などもありますが、
  金属であっても基本的には消耗品です。

  リードを購入する際はリード(紐)部分の材質のみならず、
  ナスカン部分の材質や破断強度(どのくらいの重さに耐えられるか)
  あるいは、体重何キロの犬まで使用可能なのか・・・
  などの品質表示がされているもの、確認できるものを選ぶようにしましょう。

  小型犬だからあまり気にしない・・・ということはあてはまりません。
  小型犬用は形が小さくなるだけで、犬から掛かる力が小さくとも
  形が小さくなれば小さな部分で支えることになり、求められる耐久性は
  形の大小に関わらず同じです。


 紐(リード)はつなぎ目がなく一本化されているもの
  ( リード自体の強度や犬の動きが伝わる感触に影響します )


 紐(リード)は摩擦などに強く、こすれても消耗しにくい材質


− 参考情報 −

日本ペット用品工業会が犬用リードの強度基準を策定 【 2010.4.15 】

国民生活センターは課題となっていた犬用リードに関し、メーカーによる強度のばらつきなどについて、関連団体である一般社団法人 日本ペット用品工業会の今後の対応策について以下のような公表をしました。(2010.4.14)

国民生活センターは2009年3月に犬用リードの商品テストを実施しており、その結果、同じ適用体重のものでも銘柄により強度にばらつきがあることや、適正な表示がされていない製品があることがわかり、消費者に注意を促すと同時に、関連業界に対して改善策を講じるよう求めていました。

それに対し、日本ペット用品工業会は会員のリードメーカー8社と協議して、
● 首輪やリードなどの散歩用品は適用体重の3倍
● 犬をつないでおくための係留用品については適用体重の5倍
を最低強度基準に定める
ことを決定したとのことです。

今後はユーザーに対し、関連製品の正しい使用方法などの啓蒙活動を行ったうえで、約1年後を目処に、基準を満たした各社製品に対しては
本製品は日本ペット用品工業会の推奨する強度基準を満たしています
との表示を順次開始する予定とのことです。

※ 詳しくは国民生活センター・ホームページの以下の資料を参考願います

 国民生活センター 報道発表資料 犬用リードの強度
 国民生活センター [報告書本文(PDF)] 犬用リードの強度(313KB)
 


 当サイトは首輪を否定や誹謗・中傷するものではありません

   犬をパートナーとして迎えたとき、楽しくも穏やかな暮らしをオーナーさんと過ごしてほしい
   ・・・この願いには人間の一方的な都合からくる押しつけではなく、犬には犬の思いが
   きっとあるはずで、犬(動物)との共生を本当に望むのでしたら、苦しかったり辛い思いは
   誰しもさせたくはないはず ・・・ との想いが込められています。

   そして、この想いは犬と、より良い信頼関係を築くことに通じるものと思います。

 当サイトではハーネスは犬との信頼関係をより良いものとするのに適している
   との思いから推奨させていただいております。