犬 ペット用品 よいもん屋 AAFCO・犬猫の栄養基準

  犬の豆知識 AAFCO・犬猫の栄養基準
 よいもん屋  AAFCO栄養基準

 サイトマップ

 AAFCO(アアフコ)・犬猫の栄養基準

AAFCOは一般に「アアフコ」と呼ばれています。
AAFCO とは Association of American Feed Control Officials の略称で
「アメリカ飼料検査官協会」というアメリカの食品医薬品局の中に本部を置くアメリカの
公的機関です。 ( 食品医薬品局の略称は FDA : Food and Drug Administration )

AAFCOは家畜をはじめ動物の飼料に関する一般的な定義や基準を協議している機関であり、
現在、ペットフードの栄養面に関して最も権威がある機関といわれています。

市販されている多くのドッグフード(やキャットフード)は、このAAFCOが示した栄養基準を
目安に製造されており、事実上のペットフード製造におけるスタンダードとなっています。

ペットフード商品の製品説明でAAFCOの「基準に適合した」あるいは「基準をクリアした」
「基準を満たした」などという記載を多くの飼い主さんは目にしたことがあるかと思います。

 AAFCOの栄養基準に適合していることを示す記載例

AAFCOは給餌試験などを行い評価を行っていますが、その結果をガイドラインとして
提供する機関
であり、特定のペットフードに対して認証や認定の合否判定は行っていない
といわれています ・・・

ペットフード選びでこのAAFCOに関連する記載がある場合、
「AAFCOから認定」、「AAFCOから承認」、「AAFCOから合格」というような記載があるときは
製造元や販売元、成分表などに気をつけて十分に確認しましょう ・・・
AAFCOではこれらの表現を認めておらず、商品説明で表記することは不適切であり、
虚偽の商品説明となっている疑いがあります。

このAAFCOの栄養基準をひとつの目安として、愛犬に合うドッグフード選び、もしくは
手作りフードにおける栄養価の参考にしてみてはいかがでしょうか。

※ AAFCOがガイドラインとして示す基準値の多くは
   全ライフステージにおける最低限、必要な栄養基準値です。

AAFCO 栄養素 単位  の 栄養基準  の 栄養基準
仔犬用 成犬用 仔猫用 成猫用
 粗たんぱく質 22.0 ↑ 18.0 ↑ 30.0 ↑ 26.0 ↑
 アルギニン 0.62 ↑ 0.51 ↑ 1.25 ↑ 1.04 ↑
 ヒスチジン 0.22 ↑ 0.18 ↑ 0.31 ↑ 0.31 ↑
 イソロイシン 0.45 ↑ 0.37 ↑ 0.52 ↑ 0.52 ↑
 ロイシン 0.72 ↑ 0.59 ↑ 1.25 ↑ 1.25 ↑
 リジン 0.77 ↑ 0.63 ↑ 1.20 ↑ 0.83 ↑
 メチオニンーシスチン 0.53 ↑ 0.43 ↑ 1.10 ↑ 1.10 ↑
 メチオニン - - 0.62〜1.5 0.62〜1.5
 フェニルアラニンーチロシン 0.89 ↑ 0.73 ↑ 0.88 ↑ 0.88 ↑
 フェニルアラニン - - 0.42 ↑ 0.42 ↑
 トレオニン 0.58 ↑ 0.48 ↑ 0.73 ↑ 0.73 ↑
 トリプトファン 0.20 ↑ 0.16 ↑ 0.25 ↑ 0.16 ↑
 バリン 0.48 ↑ 0.39 ↑ 0.62 ↑ 0.62 ↑
 粗脂肪 8.0 ↑ 5.0 ↑ 9.0 ↑ 9.0 ↑
 リノール酸 1.0 ↑ 1.0 ↑ 0.5 ↑ 0.5 ↑
 アラキドン酸 - - 0.02 ↑ 0.02 ↑
 ミネラル類
 カルシウム 1.0〜2.5 0.6〜2.5 1.0 ↑ 0.6 ↑
 リン 0.8〜1.6 0.5〜1.6 0.8 ↑ 0.5 ↑
 カルシウム : リン の 比率 1:1〜2:1 1:1〜2:1 - -
 カリウム 0.6 ↑ 0.6 ↑ 0.6 ↑ 0.6 ↑
 ナトリウム 0.3 ↑ 0.06 ↑ 0.2 ↑ 0.2 ↑
 塩化物 0.45 ↑ 0.09 ↑ 0.3 ↑ 0.3 ↑
 マグネシウム 0.04〜0.3 0.04〜0.3 0.08 ↑ 0.04 ↑
 鉄 mg/kg 80〜3000 80〜3000 80 ↑ 80 ↑
 銅 mg/kg 7.3〜250 7.3〜250 15 ↑ 5 ↑
 マンガン mg/kg 5.0 ↑ 5.0 ↑ 7.5 ↑ 7.5 ↑
 亜鉛 mg/kg 120〜1000 120〜1000 75〜2000 75〜2000
 ヨウ素 mg/kg 1.5〜50 1.5〜50 0.35 ↑ 0.35 ↑
 セレン mg/kg 0.11〜2 0.11〜2 0.1 ↑ 0.1 ↑
 ビタミン類 ・ その他
 ビタミンA IU/kg 5000〜250000 5000〜250000 9000〜750000 5000〜750000
 ビタミンD IU/kg 500〜5000 500〜5000 750〜10000 500〜10000
 ビタミンE IU/kg 50〜1000 50〜1000 30 ↑ 30 ↑
 ビタミンK IU/kg - - 0.1 ↑ 0.1 ↑
 チアミン mg/kg 1.0 ↑ 1.0 ↑ 5.0 ↑ 5.0 ↑
 リボフラビン mg/kg 2.2 ↑ 2.2 ↑ 4.0 ↑ 4.0 ↑
 パントテン酸 mg/kg 10 ↑ 10 ↑ 5.0 ↑ 5.0 ↑
 ナイアシン mg/kg 11.4 ↑ 11.4 ↑ 60 ↑ 60 ↑
 ビタミンB6 mg/kg 1.0 ↑ 1.0 ↑ 4.0 ↑ 4.0 ↑
 葉酸 mg/kg 0.18 ↑ 0.18 ↑ 0.8 ↑ 0.8 ↑
 ビオチン mg/kg - - 0.07 ↑ 0.07 ↑
 ビタミンB12 mg/kg 0.022 ↑ 0.022 ↑ 0.02 ↑ 0.02 ↑
 コリン mg/kg 1200 ↑ 1200 ↑ 2400 ↑ 2400 ↑
 タウリン - - 0.10 ↑ 0.10 ↑

※ ↑ は「以上」を意味しており、 1.0 ↑ は 1.0 以上 のことです

※ 〜 は「範囲」であり、 50 〜 1000 は 最低値 50 から 最高値 1000 までのことです

※ 単位について

  ● 

   与える食事の全体量に対する含有パーセンテージ(含まれる割合)です

  ● XX / kg

   ここでいう kg とは体重ではなく、
   与える食事の水分を含まない乾燥重量当たりを示す kg のことです

  ● mg / kg

   1キログラム中のミリグラム(ミリグラムは1グラムの千分の一)含有量

  ● IU / kg

   1キログラム中のインターナショナル・ユニット(ビタミン固有の国際単位)含有量
   IUはビタミンの種類によって単位の量が異なるという特殊な単位です
   ( IUは物質の量を生理的効果の強さであらわす単位ともいわれています )

   例 )

   ビタミンA の場合 1IU は 0.3μg(マイクログラムは1グラムの10万分の一)

   ビタミンD の場合 1IU は 0.025μg

   ビタミンE ( 天然型 α−トコフェロール ) の場合 1IU は 0.671mg


上の一覧表で仔犬用(仔猫用)と成犬用(成猫用)の数値を比較し、違いのある数値は
成犬用(成猫用)を赤い字にしてあります。

ご覧になるとお分かりのように仔犬用(仔猫用)と成犬用(成猫用)とでは、
成犬用(成猫用)のほうが低い数値であることに気が付きます。

これは成長期にある仔犬(仔猫)の方が栄養価の高い食事を必要としていることを
意味しています。

また、犬と猫を比べると猫は仔猫と成猫とでは数値にさほど違いが無いことも分かります。

犬の場合は、仔犬と成犬では「たんぱく源」のほとんどの数値が異なり、
成長期の仔犬は成犬よりも高カロリー・高脂肪の食事を必要とすることが分かります。

ライフステージ別のドッグフードと比較すると、全ライフステージ(仔犬期〜成犬期)に
与えることが出来るドッグフード(ペットフード)の場合は、
そのフードを構成しているタンパク質や脂肪分は仔犬期〜成犬期の全期にわたって
同じ栄養配分で与えることになりますから、必要とする栄養のコントロールは給餌する量で
行うことに、より注意をする必要がある
と言えます。