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 ライフステージ で 変わる 犬の食事

ステージ  栄養バランスのポイント
子犬期

仔犬期

離乳期 〜
1 歳

  最も高い栄養を必要とする時期

   もっとも成長するこの時期は、成犬に比べ倍のエネルギー量が
    必要といわれている

   与える食事も全ステージ中で最も栄養価の高いものが求められる

  注意すべき点

   未発育な歯や消化器官を考慮し、食べ物の硬さや大きさに注意する
    ドライフードであれば、柔らかめで小粒のものを与えるようにする
    ( 硬いドライフードでも、お湯などでふやかしてから与えることもできる )

   食物アレルギーの有無にも注意
    愛犬に食物アレルギーがあるかどうかは、実際にフードを与え、
    その様子を観察しなければ分からないことが多い。

    犬のアレルギーとして広く知られている原材料()を含むドライフード
    や食べ物(おやつ類)は最初から与えるのを避けるか、
    特に意識せずに与えたフードを食して愛犬に何か異常()が出た
    場合は、早々に獣医さんに診てもらいアレルギーの有無を知ることも
    必要となってきます。

    また、アレルギーは子犬の時に出る(判る)とは限りませんので、
    愛犬の一生の食生活を通して普段からその様子に気を付けてあげる
    ことが大事です。

 ※ 参考 犬の豆知識:犬にイケナイ食べ物 犬の食物アレルギーについて
 
成犬期

成犬期

1 歳 〜
6 , 7 歳

  食事の栄養バランスを整える時期

   活発に動き回る成犬期、犬種や愛犬のライフスタイル(運動量が多い、
    仕事に従事する使役犬、一般的な家庭犬など)に合わせ、バランスの
    とれた栄養量の食事を与える

   大型犬と比較し小型犬のほうが
    一般的には体重当たりのエネルギー量をより多く必要とする

  注意すべき点

   室内で過ごしている犬は食べ過ぎや運動不足になりやすい

   避妊、去勢をした場合、ホルモンバランスが変化して
    太りやすくなったり、過食になる傾向にある
 
高齢犬期

高齢犬期

7 歳 〜

  低カロリー、低脂肪な食事へ

   犬は6歳を過ぎる老化が目立ちはじめるといわれており、
    基礎代謝も低下する。
    そのため、高カロリーな食事を続けているとエネルギーとして
    消費されずに栄養が脂肪となって蓄積され太りやすくなる

   加齢が進むと消化機能も衰えるため、
    全体的に脂肪分が少なく低カロリーな食事へと切り換えていく

  注意すべき点

   加齢とともに栄養不足になりがち・・・
    関節や皮膚・被毛の健康維持、免疫力の維持といった
    体全体の健康をサポートする栄養補給剤(コンドロイチン、グルコサミン、
    DHA・・・などのサプリメント)を食事とともに併せて与えるなどの点を
    考慮する

   足腰などが弱くなってくる老齢期には体重が減少する傾向にある、
    食欲も落ち、食事の量が減る様子に合わせ、与えるフードも少量で
    十分な栄養を採ることが出来るものへと換えていく

   歯が弱く消化器官の働きが低下している老齢期には、消化の良くない
    食べ物には気を付ける・・・
    硬いもの、犬にとって消化しにくい生野菜、人間用の牛乳
    → 軟らかくしたもの、湯を通しミキサーでペースト状にした野菜、
      犬用の牛乳
    にするなど消化しやすいものに
 



 栄養の過不足によってみられる犬の症状

   タンパク質

犬の体、筋肉、血液、内臓、毛、爪、皮膚など、身体の組織などを作る原料となります。

タンパク質は消化後にアミノ酸となりますが、犬の体内で合成できるものと、できないものに分かれます。
合成できるものは非必須アミノ酸、できないものが必須アミノ酸となります。

 ・非必須アミノ酸

  アラニン、アスパラギン酸、シスチン、グリシン、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、
  ヒドロキシプロリン、プロリン、セリン、チロシン など


 ・必須アミノ酸

  バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、ヒスチジン、リジン、メチオニン、
  フェルアラニン、スレオニン、トリプトファン


体内で合成できない必須アミノ酸は、シッカリとした食事などを通して摂取しなければなりません。

犬の細胞は、23種類のアミノ酸からできており、うち犬の必須アミノ酸は上で示している10種類です。
これら必須アミノ酸は主に動物性タンパク質に多く含まれます。

【タンパク質の過不足による症状】

  タンパク質が不足すると、発育障害や貧血、抵抗力の低下、食欲減退、被毛の発育不全など、
   さまざまな病気の原因となったり、病気の回復も遅くなるなどの悪影響を及ぼします。

  摂りすぎは、肥満の原因になり、肝機能障害を誘発することもあります。

   脂肪(脂質)

犬のエネルギー源と同時に、脂肪酸の供給源になります。

脂肪酸の中で身体に最も必要なものを必須脂肪酸といい、
 ・ リノール酸(オメガ6) ← 犬の必須脂肪酸
 ・ リノレン酸(オメガ3)
 ・ アラキドン酸(オメガ6)
の三種類があります。

犬は リノール酸 から リノレン酸アラキドン酸作り出す ことができます。
ですので、犬の場合は、リノール酸が必須脂肪酸ということになります。

ほとんどの植物性、動物性脂肪にリノール酸が含まれています。

【脂質の過不足による症状】

  脂質が不足すると発育障害や、犬の皮膚や被毛のつやが悪くなったり、免疫力の低下
   などを引き起こします。

  摂りすぎは、肥満の原因になるのはよく知られていることですが、
   消化不良を起こして下痢になったり、肝臓などの内臓疾患
を引き起こすこともあります。

   炭水化物

食事などの食べ物から得られるエネルギー源で、犬が活動するエネルギーとなり、
消化の機能を正常に保つ働きがあります。

  不足すると、低血糖になり、タンパク質の吸収が阻害され、発育不全や病気の回復が遅れる
   などの原因になります。

  過剰な摂取は体内で脂肪として蓄積され、肥満の原因にもなります。

   ビタミン

犬の身体の様々な生理機能を円滑に整える働きをします。
ビタミンはA、B群、C、D、E、K などに分類されます。
犬の特徴として犬は体内で ビタミン C や K を合成できます
以外のビタミンは食べ物などからバランスよく摂取する必要があります。
ビタミンの種類 ビタミン不足による主な症状
ビタミンA 夜盲症、被毛のつやが悪くなる、発育障害、筋肉虚弱
ビタミンB1(チアミン) 発育障害、食欲不振、嘔吐、衰弱
ビタミンB2(リボフラビン) 筋肉虚弱、昏睡
ビタミンB6(ピリドキシン) 貧血、神経過敏
ビタミンB12(シアノコバラミン) 貧血、食欲不振、じんましん、脱毛、胃腸炎
ビタミンC(アスコルビン酸) 壊血病、口内の出欠、足の痛み、貧血、出目
葉酸 貧血、食欲減退

   ミネラル

犬の身体組織の形成、細胞、神経、筋肉の機能など、様々な機能に働きかける栄養素です。
カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄分、銅、ヨウ素、などがあります。
ミネラルの種類 主な症状
カリウム 過剰 心臓疾患、副腎疾患
不足 発育障害、脱水症状
カルシウム 過剰 鉄分、亜鉛などの吸収が阻害され、発育障害や甲状腺機能の低下
不足 骨折、足の変形、腸内環境の異常、不妊、神経過敏
ナトリウム不足 長期の下痢、発育障害、脱毛
マグネシウム 過剰 発育障害、皮膚障害、神経障害
不足 筋肉虚弱、運動不能、鬱病、耳やしっぽが異常に垂れ下がる
亜鉛不足 発育障害、皮膚障害、食欲不振、脱毛
鉄分不足 貧血、食欲不振、抵抗力の低下
不足 貧血、骨折、発育障害、被毛の色素が抜ける
ヨウ素不足 甲状腺の肥大、骨の形成異常、脱毛




− 愛犬 が もしかして ・・・ 肥満 ? −
ひょっとして・・・ワタシは肥満犬
 愛犬の正確な体重を知らない

愛犬の正確な体重を知らない※ まずは愛犬の適正(理想)体重を
   知ることです。

※ 犬それぞれの適正(理想)体重は
   異なります。
   獣医さんと相談して「愛犬の適正体重」
   を知った上で定期的な体重測定を行い、
   愛犬の体重の変化を知りましょう、
   愛犬の体重管理はここからがスタートです。

 ※ 一般的に適正(理想)体重のプラス15%以上の体重になると肥満といわれます。

 ※ 同じ犬種でも個体差があり、大きさも違います。
    純血種における大きさや体重の標準値(スタンダート)と比較して、
    実際の体重、大きさに違いがあるのは当然です。

    スタンダートと言われる数値にこだわることなく、
    その犬の骨格や大きさに基づく適正な体重(理想体重)を知ることが
    何よりも一番、大切なことです ・・・ 愛犬の理想体重を知ろう

 愛犬が1歳のころの体重と比べると重くなっている愛犬が1歳のころの体重と比べると重くなっている

 ※ 犬は1歳を迎えると成犬としての大きさや体重
    がほぼ決まり、成犬期はその大きさ・体重を
    維持するのが一般的です。

 ※ その1歳ころの体重と比べて明らかに体重が
    増えている、あるいは、抱き上げると重い、
    と感じるようなら肥満の危険信号です。

 普段、食事の量は特に決めていない

 ※ ついつい目分量で適当に毎日与えてしまいがちな食事 ・・・
    でも、回数や量をきちんと決めて食事を与えることは体重管理の基本です。

 ※ 知らず知らずのうちに量が多くなっていた ・・・普段、食事の量は特に決めていない
    何てことにならないようにするためにも、
    量や回数は決めて与えましょう。

 ※ 市販されているドライフードなどの場合は、
    よく食べるからと量を多めにすると、
    カロリーや脂肪の摂取過多になることも ・・・
    フードのパッケージに記載されている給餌量の説明に
    よく目を通して必要以上に与えることは避けましょう。

 参考  犬・猫 の カロリー計算

 人の食事や食べ物を与えることが多い

人の食事や食べ物を与えることが多い※ 人間の食事と犬の食事とでは・・・
   味付けも違えば、同じ量でもカロリーや脂肪分
   も違ってきます。

※ 人間の食事(やオヤツ)は犬にとって
   味付けが濃い、塩分が多い、糖分が多いなど
   高カロリーで高脂肪なものとなりがちです。

    場合によっては肝機能障害を引き起こすことも ・・・
    やはり、愛犬の健康のためにも人間の食事や食べ物は、与えないようにしましょう。

 散歩中に歩きたがらなくなる
散歩中に歩きたがらなくなる
 ※ 散歩中に歩くのを止めたり、立ち止まることが
    多くなった場合、体重過多により疲れやすくなった
    (疲労がたまりやすくなった)疑いがあります。

 ※ 体重過多になると、必然と足や腰への負担も
    大きくなります。

 まわりの人から「丸くてカワイイね」などと言われる

 ※ 一緒に生活している愛犬、いつも見ているから見た目では太っている変化に
    気が付かないこともあります。(体重計などで定期的に計る習慣をつけましょう)

 ※ 他の人から「大きくなった」「コロコロしている」「抱くと重い」など、
    太っているイメージの言葉、連想する言葉、を言われたら、
    自分の愛犬は肥満?太りはじめた?と疑うべきです。体の側面に触っても、骨の感触が伝わりにくい

 体の側面に触っても、骨の感触が伝わりにくい

 ※ お腹の側面をさわった時に肥満でなければ、
    あばら骨の感触を感じることができますが、
    脂肪が付き、皮膚やお腹が肉厚になると、骨の感触
    がよく分からない(伝わりにくい)状態となります。

 ※ 側面を触る以外にも、側面から見てお腹のラインが
    後ろ脚にかけてカーブを描くように上がっていれば
    良好ですが、カーブを描かず、直線に近い場合はお腹が出ている状態であり
    肥満傾向にあります。

 ※ また、上から見て腰のあたりに「クビレ」があればOKですが、クビレが無く、
    ズン胴である場合も肥満の危険信号です。

 以前と比べて階段の上り下りをしなくなった(できなくなった)
以前と比べて階段の上り下りをしなくなった(できなくなった)
 ※ 体重が重くなると、以前は平気で
    出来ていた階段の上り下り、ソファなど
    チョット高いところへ飛び乗るのを躊躇
    する仕草をみせるようになったりしますが、
    これも肥満の危険信号です。

    ただし、肥満でなくとも加齢(老齢)により出来なくなることも当然ありますので、
    ペットの年齢も配慮すべきことです。
    また、足腰の何らかの疾患や障害の発症により、出来ない場合もあり得ますので
    気になる場合は早めに獣医さんに診せましょう。

 避妊・去勢手術をした

避妊・去勢手術をした※ 避妊・去勢をすると、
   ホルモンバランスの関係で過食になったり、
   太りやすくなったりする場合があります。

※ ダイエット食にするなど食事コントロールが必要となる
   こともあるようです。



以上の項目で心当たりの数が多ければ多いほど肥満の可能性が高いです、
獣医さんと相談して愛犬の適正体重(理想体重)を把握し体重管理をしましょう。

ペットの肥満は人間同様に関節や心臓に負担をかけ、免疫力を低下させるなど
さまざまな病気を引き起こす原因
ともなります。

ここで記載しているすべてが肥満が原因とは言えないこともあります。
他の病気が原因になっている可能性もありますので、気になる場合は、
早めに獣医さんに診てもらいましょう。

また、以下に示す犬種は太りやすく注意が必要といわれています。
  ミニチュア・ダックスフンド、 ゴールデン・レトリーバー、 ラブラドール・レトリーバー、
  シー・ズー、 ビーグル、 パグ、 シェットランド・シープドッグ など